人との関係性についての違い
2025.09.06
こんにちは。湘南台教室です。
毎週1日は社内研修があり、講師の先生から、さまざまな事を教えて頂きます。
今回は人との関係性についての違いでした。
日本では「相手のために良かれ」と思ってしたことが、うまく伝わらず誤解を生むことがあります。
たとえば「元気?」と聞き「うん」とだけ返答があった。
そんなことが「信用されていない」と受け取られたり、返答だけでは「話しずらいのかな?」と感じられたりすることです。
相手に好意的な気持ちがあっても、受け取り方の違いですれ違ってしまう。。。。
ここで大切なのが「沈黙の文化」です。日本では沈黙はただの無言ではなく、相手に考える時間を与えたり、その場の空気を大事にしたりする意味を持っています。ときには言葉を使わなくても気持ちを伝える手段にもなります。
沈黙は拒否ではなく、やさしいコミュニケーションのひとつなのです。日本の文化では、言葉よりも人と人とのつながりや空気を大切にしてきました。だからこそ沈黙や曖昧なやりとりにも豊かな意味があります。それは大人になると突然できるわけではありません。これも経験です。
「言語化」して、言葉で伝えてといいますが、子どもの沈黙は日本の文化なんだと視点を変えると私たち大人が想像し、その沈黙を表情をみながら見守ることで、子ども達の思いを代弁し関係性の違いを言葉で伝えながら、経験をつんでもらうことが大切だと感じた研修でした。