支援を振り返る大切な時間 ~グレーは黒という危機感をもつ~

2026.06.13

こんにちは。湘南台教室です。

先日、社内で虐待防止研修を行いました。「虐待」と聞くと、叩く、怒鳴るといった身体的な暴力をイメージしがちですが、近年は心への暴力や権利を奪うような関わりも問題視されています。

研修の中で印象に残ったのは、「そんなひどいことはしない」と思っている人ほど気をつけなければならないということでした。人には無意識のうちに、自分の価値観を相手に当てはめたり、「そんなつもりがなかったのに」と考えたりする傾向があります。

例えば、席を離れてしまう子に対して、「離席しないように」と環境を整えたつもりでも、それが本人の意思や気持ちを無視したものであれば、権利を制限することにつながる場合があります。また、「本人のやりたい」「やりたくない」という気持ちに耳を傾けずに支援を進めることも、結果として不適切な支援になりかねません。

さらに、関係性が深まると、つい普段の口調で話してしまうことがあります。大人同士なら何気ない言葉でも、子どもたちはよく見ていて、その言葉遣いや関わり方を真似します。だからこそ、日々の何気ない言葉や態度にも気を配る必要があることを改めて感じました。

研修後の振り返りでは、「定期的にマニュアルを見直そう」「気づいたことはお互いに伝え合おう」という意見が出ました。虐待防止は特別なことではなく、日々の支援を振り返り続けることから始まります。

子どもたちが安心して過ごせる場所であるために。そして、一人ひとりの気持ちや権利を大切にできる支援者であるために。これからもビリーバー同士で学び合いながら、より良い支援を目指していきたいと思います。

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