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知っていますか？日本の若者の「自己肯定感」が世界の中でも最低レベル、ということを。

世界的に見ても平和で豊かと言われる日本で、なぜこのように自己肯定感が低い子が育つのでしょうか？それは、ひとりひとりの個性よりも決められた目標への達成度を評価する日本の教育環境の中で、常に他者と比較されること、そして集団生活の中で “みんな同じ” ことが正しいとされることで、次第に子どもたちは自信や自尊心、個性を失っていくと言われています。

これまで日本の教育では、“できないこと”に着目し、苦手なことを克服することに注力してきました。それは、“みんなが基準のレベルに達すること”を目標としているからです。しかし、海外では自分の得意な分野を極めることで、どんどん上のクラスに上がっていける環境があり、そのことが秀でた人材を生み出す土壌を作っています。

ジーニアスディスカバリーは、そんな “自分が得意なこと” をどんどん伸ばしていける環境で、その子だけが持っている「才能」を発掘、開花させ、障害をもっていてもやりたいことで活躍していける未来を創造する場を作りたいと思っています。

世界的に有名なIT企業の創設者を始め、世界には発達障害を持ちながらも、他者には真似できない才能を発揮して社会で活躍したり、"天才"と称されている人物は数多く存在します。しかし、そのような才能と呼ばれる“一つのことに秀でたチカラ” は、実は自分の得意なことに没頭できる環境がないとなかなか育ちません。

「その人だけが持っている才能を生かせる社会」
「障害を“負”と捉えるのではなく、個々が得意なことで活躍できる社会」

私たちは、そんな社会の実現のために、すべての子どもたちの夢を描ける未来のために、子どもたちの無限の可能性を信じ、手助けをする伴走者でありたいと考えています。

私はこれまで15年間の福祉現場での活動の中で、ずっと心に誓ってきた想いがあります。それは、「日本の福祉を変えたい」という想いです。福祉が単なる「できないことのサポート」ではなく、「個々が自分らしく生きるチカラを発揮できるためのサポート」であるなら、みんながもっと幸福感を持ちながら生きていけるのではないでしょうか。

ジーニアスディスカバリーという放課後等デイサービスから社会へ巣立っていく子どもたちが、そんな自己肯定感と幸福感をもちながら自分らしく生きていけることを、心から願っています。